氏名 | 村本 威(むらもと たける) |
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学部 | 経済学部 |
学年 | 4回生 |
働き始めた時期 | 2回生6月 |
役職・働き方 | 個別指導(洛北教室・御所南教室)/洛ゼミ作文科 主任 |
本当の「学び」を伝えたい。
毎週が真剣勝負
私は個別指導を行うと同時に、土曜日は個別指導リジョイスの姉妹塾である洛ゼミで小学生に対して集団指導を行っています。洛ゼミでは、公立の中高一貫校2校の対策を専門的に行う塾で、文系科目の科目主任を務めています。個別指導リジョイスで得た知識・経験・ノウハウを活かしながら、毎週小学生と真剣勝負です。
小学生にとって「今」必要なこと
多くの受験勉強で思い出されるのは、「これが出るから必ず覚えよう」「テキストを3周以上するように」などと言った知識の詰め込みです。現在の教育市場においても、いわゆる難関私立中学への合格の近道は「知識の詰め込み」であるとされています。実際私が1回生の時に勤めていた家庭教師のアルバイトでは、私立中学向けの対策を行って欲しいということで、ひたすら中学・高校で習うような知識を覚えさせていました。でも、ある時ふと疑問に思ったんです。今まで僕が行ってきた「教育」というのは、現在の教育現場を鑑みた時に果たして本当に正しいのかと。彼ら彼女らが本当に今必要としていること。その答えのすべてが、洛ゼミに反映されているように感じます。
子ども目線に立つこと
「惻隠の心」と「好奇心」をもって、学ぶことの楽しさを実感することが本当に必要なことだと考えています。相手の立場に立ち、どういう伝え方をするとうまく伝えられるか、何を伝えると面白そうか、伝えるための手段は他にどんな方法があるか・・・。これらの答えを授業の中で伝えることはすごく簡単です。板書するだけでみんなノートにとってくれます。でも、これを続けていると受動的な学びになってしまいます。そこに好奇心はありません。私たち講師には生徒が継続的でかつ能動的な学びをしてもらうために、全力を尽くす責任があります。そのために私たち講師もまた相手の立場、つまり生徒の立場になって、何をすべきかを常に考えながら生徒と触れ合っています。特に小学生はすごく多感で。この時期、講師の些細な言動が彼ら彼女らの人生を変えうる原体験となりうるんです。子ども目線に立つことで小学生にとって「今」本当に必要なことが見えてきます。