河野有妃子(法学部・3回生)

学部 法学部
学年 学部3回生
働き始めた時期 1回生6月
役職・働き方 個別指導(洛北教室・御所南教室)/ まなべーと 編集長/リングアカデミー 英語科

授業で伝えきれない想いを、メディアを通して伝えたい。

塾講師が、ウェブライターに

私はリジョイス講師で運営しているウェブサイト「まなべーと」の編集長をしています。

    まなべーと

は、インターネットを通して子供たちに勉強のやる気を与えたいという思いから、昨年からスタートした事業です。

雑誌や情報誌を読むのが好きで、その話をしていたところ、先輩に誘われて時事問題に関する記事を書くことから始まりました。
元々文章を書くのが好きだと意識していたわけではないんですけど、やってみたら物凄く楽しくて。 自分の書いた記事がウェブ上に載り、さらに沢山の人に読んでもらえるというのは非常に達成感があったんです。私これがやりたかったんだ!と気づきましたね。

それから、何本も記事を書くうちに「こんな記事を書いたら面白いのではないか」というアイデアが浮かび、それが「女子トーク企画」でした。志望する高校の“現役女子高校生が話す記事”って、受験生にとって高校への楽しみができて、勉強のやる気につながる!と思ったんです。
そこで企画書を作成し、実際にやらせていただくことになって、場所もお洒落なカフェを探し、そこで“女子トーク”という名のインタビューを行いました。
正直初めてのインタビューでドキドキでしたが、自分が仕切ってインタビューを行い、それをもとに文章を執筆し、ウェブページを編集して、とうとう一つの記事が出来上がった時、言葉に表せられない喜びを感じました。

▼以下、完成記事

    【女子必見!】桃山高校自然科学科”リケジョ”に聞いた!<高校生活編>

編集長として

最初はライターとして携わっていたまなべーとですが、今では自分が執筆するだけではなく、他のライターの書いた記事の校閲や新たな記事コンテンツの創設など、記事全体の統括をしています。

お金をいただく仕事でもあるので、 今は自分が楽しいからやる、というだけでなく、塾の集客につなげられるようマーケティングも意識してやっています。
対象としている読者はどんな記事を読みたいのか?どんなページが読みやすいか?、それを日々考え、記事の作成をしたり、エンジニアと共にウェブページのアレンジを考えたりしています。

また、毎週の個別指導では生徒の悩みを聞くことが多々あるのですが、その悩みって、他の生徒も同じように感じていることが多いのかなって思うんです。だから、その生徒と話して解決するだけでなく、その悩みのヒントっていうのをまなべーとを通して全国の中学生、高校生に届けたいなという気持ちでやっています。

「仕事は奪うもんや」

今はこんなに意欲的に取り組んでいますが、初めは全くバイトを成長する場としてなんて、考えていませんでした。
アルバイトはお金をもらう場であって、塾講師としてしっかり仕事をすればそれでよい、と。

でも記事を書くようになり、まなべーとに携わるようになってから、積極的に取り組むことの楽しさを本当の意味で知れたというか。
「仕事は奪うもんや」って先輩講師に言われた言葉なのですが、まさかアルバイトで言われるとは思っていなくて(笑)
確かにリジョイスは個別指導塾ですが、自分の「やりたい」を見つけ、形にできる、その挑戦を見守ってくれる、そういう場だと思います。